村元武「プレイガイドジャーナルへの道 1968~1973 大阪労音─フォークリポート─プレイガイドジャーナル」
1,600円+税
ISBN978-4-86249-265-4 C0036
発行 東方出版
カバー絵 森英二郎
ブックデザイン 日下潤一
ほんとうに素晴らしい過去の記録はいつだって、
未来に向かって開かれているのだ。─中川五郎
読み進めるうちに今の時代が浮かび上がり、それだけでなく、
これから先に自分たちはどんなことができるのだろうか、
といった夢や希望までをも思い浮かべてしまう。
ぼく自身同じ時代を同じ場所で過ごし、どの動きにも繋がりがあって、
とりわけ関西フォークの世界ではその真っ只中にいた。
さまざまなできごとを再確認し、新たな光をあてる一冊。
──中川五郎
<目次>
はじめに
第1部 「フォークリポート」の3年間(1969年~1971年)
第1章 「冬の号」がわいせつ容疑で押収される
第2章 アート音楽出版に入社
第3章 「フォークリポート」事始め
第4章 1969年夏
第5章 秋、失速の始まり
第6章 転機の1970年と演劇センター68/70
第7章 月刊から季刊へ
第8章 退職へ
第2部 「プレイガイドジャーナル」創刊前後の3年間(1971年~1973年)
第1章 創刊までと創刊号
第2章 先の見えない手探りの日々
第3章 最初のコンサートとプレイガイド企画
第4章 新事務所に移る
第5章 2年目に突入
第6章 編集長交代と事業拡充へ
第3部 大阪労音での最後の2年間(1968年~1969年)
第1章 再建案の討議が始まった
第2章 系列体制に移行し新業務につく
第3章 具体化する新規事業案
第4章 機関審議が止まる
第5章 闘い開始
第6章 事務局体制組み替えへ
第7章 反対勢力と全面対決
第8章 敗退
第9章 フォークフロンティア
第10章 事務局員全員退職を決める
あとがき
関連年譜